バックを塗装したギターSN005に取り付くネックについてです。
SN005は昔製作途中で中断した個体で、ネックは未塗装でフレットを打っていない状態で保管していました。
ギター製作再開後に塗装を施しましたが、研磨段階で下地が出てきたヘッド部のみ塗装を追加しています。ヘッド部は既に#1500のサンドペーパーで平らにしています。今日はここを磨き上げる作業です。
まず下の写真は磨き上げる前になります。
磨きには以下の写真のものを使用します。
コンパウンドは2種類の水性液体コンパウンドでBLTーBとハセガワのセラミックコンパウンド。最初にBLTーBで磨いて最後にハセガワのセラミックコンパウンドで仕上げると綺麗に仕上がります。塗料はギターボディと同じemtech社の水性ラッカーですがコンパウンドとの相性が悪いと塗装を痛めてしまいます。いろいろ試して今のところこの2品に落ち着いています。
あと、磨きで重要なのが磨き用の布になります。繊維が細かく綺麗なものを使わないと逆に塗装面に傷をつけてしまうことがありあます。写真はタミヤ製のコンパウンド用クロスです。
これをゴムやスポンジのブロックに当てて磨きます。
磨き上げた後が以下の写真になります。
ネックの塗装が終了したので次はフレット打ちになります。