気ままに楽しむ アコースティックギター製作  

2023年ギター作り事始め(SN005)

新年明けましておめでとうございます。
今年は明るいニュースが多く聞ける年になるといいですね。
新年が明けたのを機に初めて本サイトにギターの製作風景を投稿したいと思います。

ギター作りを再開して今やっているのは昔作ったギターの修復作業です。
ギター作りを中断した時に完成品のギターや作りかけのギターが8本あったのですが、それを梱包材にくるんで屋根裏に保管しました。
それから十数年が経ち、屋根裏のギターを降ろしてみると塗装面に梱包材の跡が結構ひどく付いていましたが、それ以外は特に問題は見られませんでした。劣悪な環境に長年置かれていた割には大丈夫なものだ、と思っていました。
ところがその矢先、部屋に置いてあったギター4台のバック(背面板)がバーンと轟音をたてながら次々と割れて行きました。割れたのは主にバックサイド材にジリコテを使った個体でした。迂闊にも乾燥した環境に急にさらしてしまったことが原因です。
ギター作りを中断して十数年、その間にギター用の木材がだいぶ希少になってしまった様です。ジリコテも高価な木材になっており、このまま捨てるのはあまりにもったいないので修復を試みることにしました。

下の写真が現在修復中のギターになります。
既に割れは修理済みで、ボディの形になっています。
ボディーからバックを取り外し、割れ部接着とブレース貼り換えを行いました。

下の写真は割れが発生した部分になります。

ネック側からテール側まで一直線に割れました。

今は塗装工程なのですが問題が出て何度もやり直しています。問題というのは割れ目での「塗装の食われ」です。割れ目は接着されているので隙間は無いはずなのですが塗装を研磨した後に時間が経つと割れ目の部分が僅かに凹んでしまいます。ギター全体を鏡面仕上げにするので光に当てると凹みが目立ってしまいます。

塗装後から研磨するまでの時間を長くしたらどうなるか試してみたく、もう一度だけバックのみ再塗装しようとしています。
今日は事始めとしてバック全体の塗装をサンディングして落とす作業を行いました。(上の写真がサンディング後です)
明日は塗装しようと思います。

尚、トップ側はこんな感じになっていまして、トップ・サイドは塗装完了しています。

それでは、今年一年が良い年でありますように。