気ままに楽しむ アコースティックギター製作  

弦の引張試験機(旧HP再掲載)

前回は2004年時点の「フレット計算」を再掲載しましたが、それ以降に検討したフレット計算を今後紹介すると述べました。その前に説明しておいた方が良い内容がありましたので、順に説明していきます。
フレット計算には弦の三つの特性パラメータ(ヤング率E、芯線の断面積A、単位長さ当たりの質量ρ)の値を知っておかなければなりません。これらの値は一定長さの弦を引っ張りながら引張力と伸び量と弦の振動数を測定することで求めることができます。参考として過去のホームページの内容を再掲載します。(画像が見にくくてすみません)
写真の引張試験機は廃棄してしまったので現状は新たな弦を測ることができません。必要になったら作るしかありませんが、作るとしたら測定精度と測定効率を改善したものになると思います。